2009年の言いたい放題

京都在住のrazzorrat2009が政治・経済から日常生活、趣味に思うことを無責任に言い放ちます。

雇用のミスマッチと失業率について 

前提1.
会社組織は原理的に、少数の経営陣を頂点とするピラミッド型の組織である。
前提2.
日本の労働者の年齢分布は、団塊世代、団塊ジュニア世代にあたる位置が厚い。
前提3.
日本の会社組織は、年功序列・終身雇用を原則として人事運用がなされる。

したがって、

結論1.
管理職ポストは今後も慢性的に、椅子取りゲームが続く。
結論2.
相対的に、ピラミッド底辺の単純労働者は不足してくる。

ある意味、当たり前の結論。

しかし考えてみれば、世の中に、多くもなく少なくもなく、ちょうど必要とされているだけの働き口があるなんて、奇跡に近い事ではないだろうか。資格要件のない職業ですら、大半は性別と年齢で区分けされているのに。

薄給で構わないと本人が納得していても、中年男性は派遣事務職にはなれない。
20代女性が目を見張る成果を挙げても、課長に抜擢される事はないだろう。
どんなに多くの資格と経験を持っていても、30代は新卒枠には応募できない。

新卒市場が活況を呈していても、そこに団塊世代が参戦する事はありえないし、建設業界が活況に沸いても、そこにパート主婦層が大量に吸収される事はない。産婦人科医が引く手あまたであっても、そこにフリーターやニートが身を投じる事はない。

この流動性の低さ、融通の効かなさを前提として考えると、失業率という数字で分かる事なんて、本当にたかが知れている。なんとなく景気がいいか、悪いかが雰囲気でわかる、程度のものでしかない。

参考文献:
「若者はなぜ3年で辞めるのか」城繁幸
(ブログの内容とはほとんど関係ありません)
[ 2008/06/05 ] 経済 | TB(0) | CM(2)
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2008/06/05 20:23 ] [ 編集 ]
雑記帳、備忘録のようなブログへのコメント、感謝である。

「3年で辞めた若者」の方はまだ読んでいないが、まあ、読んでみるさ。
[ 2008/06/06 09:20 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

razzorrat2009
30台男性、既婚、団体職員。
修士号(人類学)取得後、卓球に打ち込んでみたり、京都に引っ越したり、結婚してみたりしつつ、渡米。英語がペラペラになりそうなタイミングで帰国し、象牙の塔に宮仕えしたりしながら糊口をしのいでます。

名言集
Powered by 英語名言集




presented by 地球の名言