【 話題のブログはこちら!】先週に引き続き、今週もまた「魔性」夫妻の邸宅を訪れてしまった。もちろん、ドイツ叡智の結晶たる盤上遊戯「カタンの開拓」に興じるためである。
前回の対決では「カタン」に一日の長のある「魔性」夫妻に遅れを取ったものの、今回は奴らの思い通りにはさせない。むしろ、泣いて許しを請いたくなるような「カタン」を味あわせてやる。そう心に誓っての再来訪であった。
自家用車で訪れた我々に対し、人懐こい笑顔で駐車位置を指し示す「魔性」と、愛らしいご子息とともに出迎えてくれる麗しきご夫人。しかし騙されてはいけない。ここで気を許した方が負けるのだ。だから我輩も負けじと最高の笑顔で応え、お天気の話などを始めて相手の油断を誘う。しかしそう簡単には乗って来ない。にこやかに手土産の受け渡しをする我々の背後には早くも、激しく互いを威嚇し挑発し合う闘気のオーラが見えたはずである。

「魔性」が得意とするのは、鬼神の如き速度の都市建設による序盤からのブーストと、そこから始まる大量ドローによる盗賊支配。今回プレイした3戦中でも、実に2戦で2巡以内での都市建設を成功させた。しかしこの作戦は当然、盗賊の格好の標的となる。盗賊を防ぎきれなかった「魔性」は序盤から中核都市を盗賊に荒らされ、大量ドローによる盗賊コントロールが始まる前に失速、苦戦を強いられることとなった。
しかし「魔性」夫妻における影の支配者、闇の皇帝、最終兵器、真に恐るべきはむしろその夫人の方であった。
外見や言動とは裏腹の冷徹な観察力。判断を誤ることがなく、したがって投資に無駄がない。夫人が「11」「11」「12」に町を建設した際には誰もが夫人の正気を疑ったものだったが、その後彼女はそこから莫大な収益を上げて見せた。彼女が見据えているのは、確率統計などと言う浅はかな猿知恵ではなく、凡人には想像もできない、もっと恐るべき何かだったのである。
夫人は必ず終盤の首位争いに絡み、第二戦では危うげなく勝利をものにした。
しかし第一戦、第三戦では我が同志及び我輩に軍配が上がった。特に同志の木材「独占」宣言や、我輩の無慈悲で容赦のない盗賊2回攻撃による収奪は、相手側陣営を震え上がらせたことと思う。まさに地獄のようなカタンであった。
こうして我々は前回の雪辱を晴らしたわけだが、2週に渡る対戦遊戯は、我々の魂の奥底に潜む対戦遊戯への渇望を呼び覚ましてしまったのかもしれない。我が同志が「カタン購入計画」を立案するという事態に陥ってしまったのである。
2週連続で押しかけたにも関わらず、笑顔で歓待し、楽しく遊んでくれた夫妻に感謝するとともに、近いうちにまた、我々が勝利の美酒に酔いしいれる機会を作ってもらいたいものだ、と思う。
「カタン」に関する覚え書き:
2:1港は、最初からそれを有効活用するつもりで最初から戦略の中心に組み込めば、想像以上のアドバンテージを得る事ができる。
盗賊は怖い。目立つのは大変なリスクだ。
7点に到達するプレイヤーが現れたら、それはもう終盤。いつ終了となってもおかしくない心構えで挑むこと。
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